お役立ち情報

収納の多い間取り設計のコツ!間取りプランで後悔しないための収納スペースの考え方

2024.08.20 お役立ち情報

収納の多い間取り設計は、新築やリフォームにおける大きなテーマの一つです。
多くの人が「収納スペースをたくさん確保したい」と考えている一方で、単に収納スペースを増やせば良いというわけではありません。
収納スペースの設計では、数よりも使い勝手を重視することが重要です。
使い勝手の良い収納スペースを設計することで、快適な生活空間を実現できます。

そこで今回は、収納スペースの間取り設計のポイントにについて紹介します。

 

□収納スペースの設計ポイント

 

収納スペースの設計においては、ただ収納量を増やすのではなく、使いやすさを第一に考えることが大切です。
収納スペースが充実していても、使い勝手が悪いと、結局は収納しきれずに散らかってしまう可能性があります。
収納スペースの設計では、以下の3つのポイントを意識しましょう。

 

1:自分の収納スタイルを知る

収納する物の種類や量、収納方法の好みは人それぞれです。
例えば、衣類の収納では、ハンガーに掛ける派、引き出しにしまう派など、さまざまなスタイルがあります。
自分の収納スタイルを把握することで、自分に合った収納スペースを設計できます。

 

2:収納する場所と物の関係を考える

収納する場所によって、収納する物の種類や量は異なります。
例えば、リビングは家族で共有するスペースなので、出し入れしやすいオープンシェルフや収納ボックスを活用した収納がおすすめです。
一方、キッチンは細かい物が多いので、引き出しや引き戸式の収納を活用し、整理整頓しやすいように工夫すると良いでしょう。

 

3:予算を考慮する

収納スペースを広く確保しようとすると、それだけ建築費用も高くなる傾向があります。
予算に合わせて、収納スペースの規模や収納方法を検討することが重要です。
例えば、収納棚を造作する場合は、シンプルな構造にすることで費用を抑えられます。
また、収納ボックスなどを活用することで、費用を抑えながら収納スペースを有効活用することも可能です。

□場所別お収納スペース設計

 

収納スペースの設計は、場所別に考えることが重要です。
場所ごとに収納する物の特徴や使用頻度が異なるため、それぞれの場所にあった収納スペースを設計することで、より効率的に収納できます。

 

1:リビング

リビングは家族で過ごすことが多い場所なので、収納スペースは出し入れしやすく、見た目もスッキリとしたものがおすすめです。
オープンシェルフや収納ボックスを活用することで、収納しながらもインテリアとしても楽しめます。

 

2:キッチン

キッチンは、調味料や調理器具など、細かい物が多い場所です。
そのため、仕切りや引き出しを活用し、整理整頓しやすい収納スペースを設計することが重要です。
引き出しや引き戸式の収納は、見た目もスッキリとした印象を与え、使い勝手も抜群です。

 

3:寝室

寝室は、リラックスできる空間であると同時に、衣類や寝具など、かさばる物を収納する場所でもあります。
クローゼットは、シンプルで使いやすい構造にすることがおすすめです。
シンプルな構造であれば、後から仕切りを追加して、収納スペースを細かく調整できます。

□まとめ

 

収納の多い間取り設計では、数よりも使い勝手を重視することが大切です。
自分の収納スタイルや収納する場所と物の関係を考え、予算に合わせて、効率的で使いやすい収納スペースを設計しましょう。
場所別に収納スペースを設計することで、より快適でスッキリとした生活空間を実現できます。

当社は、お客様のご要望に合わせた住宅設計を行っておりますので、ぜひご相談ください。

最新記事

  • アーカイブ