TK現場情報

つくば市M様邸 新築工事

2024.04.25 TK現場情報

先日つくば市栄で建て方を行いました。

この日はお天気も良くお昼前までで小屋梁(2Fの天井裏の材料)まで組みあがりました。

現場状況はこのような感じ↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小屋梁の上に束を建てると次は天井裏の断熱材の設置です。

断熱材は工場で硬質ウレタンフォームをパネル状に加工したSW(スーパーウォール)小屋パネル。厚みは100ミリです。熱伝導率は0.024W/(mK)。

 

 

 

 

 

 

 

この断熱材は透湿係数のとても小さな断熱材です。透湿係数が小さいため湿気を含んだ空気の移動を最小限にすることができるため壁の中で生じる結露(内部結露)を防止することができます。この断熱材には35年無結露保証という保証がついています。結露を生じると断熱性能の低下や構造材へのシロアリ被害につながるため、高性能を長期間にわたって維持することを考えて、この断熱材を使用しています。

↓上から見るとこんなパネルです。

 

 

 

 

 

 

 

↓下から見るとこんなパネルです。

 

 

 

 

 

 

 

 

↓気密を取るためにはこのような施工もしています。

梁と柱等の木材の接合部にはすべて気密テープを施工。使用しているのはウルトジャパンというメーカーの気密防水テープです。貼って30分を経過すると粘着力が発揮されはじめ、かなり強く引っ張らないと剥がれなくなります。

羽子板ボルトや座金といった構造用の金物まわりも現場発泡のウレタンフォームで断熱補強。こちらのウレタンフォームもウルトジャパン製。通常よりも弾性のあるウレタンフォームで木材の収縮にもある程度追従してくれます。

 

 

 

 

 

 

 

弊社では材料1つ1つの採用に理由があり、基本的には長持ちしないもの、しにくいものは価格が安くても使用しません。細かな部分にもこだわった家づくりを現場情報のブログを通してお伝えしていけたらと考えております。

↓建て方初日はこんな感じで終わりました。

 

この記事を書いた人
高野 和賢
代表取締役

・一級建築士・宅地建物取引主任者
・二級ファイナンシャルプランニング技能士
 (資産設計提案業務)
・AFP資格・CASBEE戸建評価員
・暮らし省エネマイスター・窓マイスター
・日本エネルギーパス協会Energy Agent
・ホウ酸系防腐防蟻剤 エコボロン認定施工士

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